たややん互角局面集公開しました

AlphaZero系の将棋ソフトは、評価関数の表現力が極めて高いので、序盤周辺の局面を学習する力が従来の将棋ソフトとは桁違いです。

平手の初期局面から勝ちやすい指し手を覚えてしまっていると言っても過言ではないです。定跡なしで戦わせると特にその傾向が顕著です。

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どうすれば少ない探索量で深くまで読めるようになりますか?

競プロでも探索を行う問題が出題されることがあります。BFS(幅優先探索)とかDFS(深さ優先探索)とかで簡単に解けちゃう問題から、評価関数をうまく定義して、chokudaiサーチ(Beam Searchの亜種)みたいなので解決しないといけない問題まであります。

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やねうら王V5.20リリースとmブランチ死亡のお知らせ

先日リリースしたやねうら王V5.10と今年の5月時点のmブランチがだいたい同じぐらいの強さのようです。

そして、いま新たにやねうら王V5.20リリースしました。やねうら王V5.10よりR40ぐらい強くなっています。

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読み筋が合流するのに評価値が違う件

AbemaTVの放送で、AIの出力する候補手1と2の読み筋が途中で合流して同じ局面になるはずなのに評価値が1と2で異なるという状況があったらしく、それを解説していたプロの先生が「これはおかしいですね」とか何とかおっしゃっていたそうなのですが、これについて解説します。

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