やねうら王で使われている技術
・ソース全体がYaneLisp

で書かれています。
・YaneLispを採用することにより、C++ templateを一切使わずにC++
templateを駆使したコードと同等レベルの指し手生成速度になりました。Bonanzaとの指し手生成速度の比較では平均して2~3倍の速度を達成しました。

・x64環境に適したRBB(Redundant Bitboards)を採用しています。
・pin判定機能つきMakeMoveを実装しています。

・超高速3手詰み判定ルーチンを搭載しています。Core i7 1コアにて4M yields(make_move + unmake_move +
1手詰み判定)/sec以上を達成しました。これはBonanzaの3手詰み判定ルーチンの5倍以上の探索速度です。また、合い駒の多い局面ではBonanzaの30倍以上の探索効率を発揮するようになりました。

・このソフトに採用した打ち中合いの応手生成の省略技法は、Bonanzaにも採用されました。

・df-pnを改良した、長手数の高速な詰将棋ルーチンを持っています。短手数の詰みを発見するときにdf-pnより圧倒的に速いという特徴があります。

・完全差分型評価関数を用いています。前回の局面からの差分で計算しています。これにより、同等の評価関数の3倍以上高速に局面を評価できます。