教師生成時のdepth問題に関する考察(WCSC29優勝記より)

CSAの会誌に書いた原稿(WCSC29優勝記)をそのまま転載すると著作権違反になると思うので、記憶を頼りに内容を掘り下げながら書いていきます。昨日の記事で書いたように猫砂はいくらでも受け付けております。

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CSA会誌に書いた原稿(WCSC29優勝記)について

昨年のWCSC29(第29回世界コンピュータ将棋選手権)にて、私の将棋ソフトである『やねうら王 with お多福ラボ』が優勝したのだが、このソフトのために施した独自の工夫についてCSA(コンピュータ将棋協会)の会誌に原稿を書いた。

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Amazon Lambdaを使った棋譜解析の高速化について

KENTOという、ブラウザから使える将棋の棋譜解析を行うサイトがあって、そこでやねうら王をAmazon Lambdaというサービスを用いて行っているとのことだったので、この周辺の技術について手短に記事を書く。

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USIプロトコルでisready後の初期化に時間がかかる時にどうすれば良いのか?

最近はコンピュータ将棋用にメモリをたくさん搭載する人も珍しくはないが、64GB程度積んでいるとメモリの初期化に時間がわりとかかる。USIプロトコルでは時間のかかる初期化はGUI側から”isready”が送られてきたあとに行うことになっているが、ここで置換表のためのメモリをゼロ初期化すると少し困ったことになるのだ。

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pythonからやねうら王を駆動できるアダプターAyane、公開しました

みなさん、python使ってますかー?私、久しぶりにpython使ったら文法とか全部忘れてるんですよ。リハビリを兼ねて、pythonからやねうら王を使うためのアダプターを書いてみました。1000行近い意外と大きなソースコードになってしまいましたが、かなり綺麗な設計になっていると思うので、使いやすいと思います。

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