テラショック定跡の生成部を公開したので、一般ユーザーの皆さんがコマンドを叩けば自動的にかつ効率的に掘れるようになりました。
「やねうら王」カテゴリーアーカイブ
やねうら王アップデート!テラショック定跡の生成に対応しました
やねうら王V4.85でテラショック定跡の生成がユーザーの皆さんでできるようになりました。やねうら王V4.85でテラショック定跡の生成がユーザーの皆さんでできるようになりました。
将棋ソフトに定跡ビュアーが何故必要なのですか?
テラショック定跡を公開後、比較的巨大で価値のあるはずの定跡なので、その定跡ツリーを可視化しようとする人たちが現れて、何やら外部ツールとか作ってくださっていたりするんですけど、私には今ひとつ有用性が理解できないのです。
3年以上誰も発見できなかった探索部のbugがRustによって見つかったという話
だいたいにおいて、やねうら王ほどメジャーな将棋ソフトの探索部に大きなバグを埋め込むことは常識的に考えると不可能である。多くの人が改良に参加している&参考にしているので、誰かの目に止まるはずではある。ところが、公開後、数年も誰も気づかなかったbugがつい先日見つかった。Aperyの平岡さんが、AperyをRustで書き直している時にRustのコンパイラが警告を出したので気づいたと言うのだ。(WCSC29の会場で平岡さんから直接教えてもらった。)
1手1秒で強い将棋ソフトは1手10秒でも強いのですか?その2
1手1秒で強い将棋ソフトは1手10秒でも強いのですか?その1
「1手1秒で強い将棋ソフトが1手10秒でも強い」とは限らない。しかし、それはどういう条件の時にそう言えて、どういう条件の時にそう言えないのだろうか?これがわかると短い持ち時間で探索をチューニングすれば長い持ち時間で対局させた時も強いソフトが作れるはずである。
WCSC29でやねうら王が使用したテラショック定跡、公開しました
約700T(700テラ=700兆)局面探索して生成した30数万局面分の定跡ファイルを公開しました。
WCSC29、やねうらお出演分の動画
WCSC29、2日目、3日目にえびふらいさんの放送で私は結構しゃべったのでメモがてら残しておきます。
WCSC29、やねうら王優勝しました!
第29回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC29)で、『やねうら王 with お多福ラボ2019』は優勝しました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
手短にいくつか印象に残った試合と簡単な感想を書いておきます。
WCSC29、2日目の感想
WCSC29、予選二日目、やねうら王は二位で通過しました。
いくつか書き留めておきたいことがあるので、ざっと書きます。