電王戦3局用のPVの撮影終わりました【前編】

たぶん、第3局で使われるんだと思いますが、私のぶんの撮影終わりました。3時間ぐらいどうでもいいことをしゃべった気がしますが、たぶん使われるのは1,2分もあればいいほうなんでしょうね…。


以下、記憶を頼りに少しだけインタビューの内容を書き出してみました。うろ覚えなので細部は違うかも知れません。

— 前回、将棋のプログラムの技術を将棋にしか使わないのは、原爆でカップラーメンのお湯を沸かすようなものだと言う(やねうらおさんの)発言がありましたが、ぶっちゃけどんなことに使えるんですか?

私「例えば、私がいまやっているコンサル案件でも、経営上のある問題が探索の問題に帰着できたり、組み合わせ最適化や非線形計画法などの問題に帰着できたりすることがありますね。例えば何か商品を販売するとして…(10分ぐらいしゃべる)…。」

— ほほう?でもAperyの平岡さんは将棋の技術は将棋にだけしか使えない(ものが多い)、使ったらええんや、みたいなことをおっしゃっていましたが?

私「まあ、平岡さんはプログラマーであって、ビジネスマン(経営者)ではないですから。」

— そうですか。

私「(なんや、いまめっちゃしゃべったのに、最後のところの台詞だけ切り取って使って開発者同士の対立まで煽りそうやな…。あの佐藤映像ならやりかねんで!)」

— 今回、やねうら王と対局する稲葉先生は井上門下で、菅井先生、船江先生と同門ですが、いままでの電王戦の経緯からして、井上門下として応援に来られる同門の棋士のかたもおられると思いますが、そのへんはどう思われますか?

私「なんとも思わないですね。将棋は一人でやるゲームですから、別に井上門下であるとか、ないとか、あんま関係ないんじゃないですか?」

— そうですか。

私「(なんや?またいまのん最後のところだけ切り抜いて使おうと思ってんのちゃうか。佐藤映像は!)」

— 五稜郭という舞台についてはどう思いますか?

私「歴史とか興味ないので何とも思わないです。」

— 歴史的には、(説明)…という図式なんですが。

私「まあ、寒いの勘弁して欲しいですね。飛行機も嫌だし。飛行機乗るの、シアトル行ったとき以来だから、パスポート期限切れてるの更新しなきゃ!と思って更新にいくところでしたよ。」

— 北海道は国内なのでパスポート要らないですね。

私「はい。(佐藤映像のことだから、五稜郭の質問から、いまのところまではPVには絶対使われへんねやろな…)」

— (中略)将棋連盟のことは?

私「正直、あんなしょうもない団体とは関わりたくもないんですよね。」

— それは何故?

私「伊藤さんの裁判の件での将棋連盟側の主張ですね。非常識極まりない。あんな団体、公益社団法人なんか名乗るの自体がおかしい。」

— まあ、世間ズレしているところはあるのかも知れません。

私「まあ、団体としてはそうであっても、棋士としては人間的な魅力を持ちあわせている人が多いのは事実ですね。それは、将棋というのは脳を使うスポーツですから、そのスポーツを極めた人たちは他の脳を使うスポーツをやってもこなせるんでしょうね。」

— なるほど。

私「(これ、いま最後に私が言った台詞は全部カットして、《あんなしょうもない団体》のところだけ100回ぐらいリピートにして流しそうやな…佐藤映像ならやりかねんで…マジ勘弁してくれよ…)」

(【中編】につづく)


電王戦3局用のPVの撮影終わりました【前編】” への17件のコメント

  1. コンピュータ将棋の技術が実社会で応用されるのはもう少し先の話だと思ってましたが、今でも十分可能なんですね。
    プロ棋士の方が勝っても負けてテクノロジーは進歩し続ける訳ですし、やねうらおさんが以前勝ち負けにこだわらないと発言されたのもそういうことなんでしょうね。

    • 組み合わせ最適化がゲーム木探索の問題に帰着するケースは結構ありますね。そのときに将棋の枝刈り手法がそのまま使えるとは限りませんが、まあ、通ずるものはあるかなと。

  2. なんか疑心暗鬼になってますねww
    心配しなくてもやねうらさんの悪い予感は当たりますよ。
    インタビューじゃなくて切り貼りするための素材集めですから。

    • そうですね。アニメのビデオをリニア編集して身内向けのMADビデオを作っていた時代を彷彿とさせますね。(私は1990年ごろですね…)

  3. 件の裁判での連盟の主張がおかしいのはその通りですね
    しかしそれをご自身と連盟が関わるイベント前にズバッと言ってしまうやねさん(苦笑)
    そこにしびれるけど、あこがれませんw(私にはできそうにないので)
    こういうことができるのは、ひとつにはやねさんが連盟やドワンゴから経済的に自由で、万一関係を断絶されても問題ないから
    もうひとつは常識や世間体を気にする私のような人間よりもやねさんが精神的に遥かに自由であるからだと推測しました
    いかがでしょう、合っているでしょうか

  4. インタビュー楽しみです。

    平岡さんの主張はちょっと意外です。ボナンザメソッド。隠されたパラメータを取り出す方法。「2駒関係」「3駒関係」という簡単な要素に分解して、それらの値を加算して評価値を得るみたいな。応用が利きそうに思えるんですけどね。

    Wikipediaでゲーム理論の応用を見ると「生物学(進化的に安定な戦略)や工学といった自然科学はもちろんのこと、経済学、経営学、心理学、社会学、政治学など社会科学への応用も多く見られ、特に経済学において大きな成功をおさめている。」う~ん、将棋ソフトの技術もあてはまるのでしょうかね。

    他にも「将棋ソフトの技術で作曲するぞ~」という某やねうらお氏もいます。少年サッカーでフォーメーションとかを考える手助けになるソフトなんかも、あと5年もすれば出てくると思います。

    • > 平岡さんの主張はちょっと意外です。

      平岡さんの元の主張は、この本文で書いた内容とは少し違うと思うんですよね…。たぶん、インタビュアーが意味を取り違えているだけで…。

  5. 将棋ソフトの検索能力にはかなり着目しています。
    検索って所詮幅検索か深さ検索かしかないと思うのでその両方で群を抜く将棋ソフトはソフトウエアの核だと思います。結構マジです。
    個人的に思っているのは、事象をIDなどに符号化して将棋ソフトに記号処理検索をやらせて解を復号することでいろんな問題が解けるんじゃないかと思っています。
    とある事象の重みづけの塩梅で未来を引っ張ってくることが可能かもしれないとワクワクしているのでやねさんにはその一人者として頑張ってほしいと思います。っていうか相変わらず勝手に思っています。
    まぁ、そのための変換関数の開発って進んでないですよね。
    ゲームだって記号理論で作れるんですから、その応用に期待しています。

    • 将棋やチェスの探索部は他の分野でのゲーム木探索ではここまで枝刈りに成功してないことが普通なので、そういう意味では対象としている問題領域が狭いのでうまく枝刈りの技術が発達したのでしょう。この分野のノウハウが他の分野に活かされるべきだと思います。

  6. 伊藤氏の裁判の件云々は、的を射てると思いますし、私も概ね同意見ですが
    >私「正直、あんなしょうもない団体とは関わりたくもないんですよね。」
    と言い放つなら、電王戦を辞退するという選択肢は無かったのでしょうか。

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