真やねうら定跡公開について

将棋電王トーナメントで先手初手38銀の優秀性を誰もが認めた(?)、真やねうら定跡。

大会用なので非公開にしておこうかと思ったのですが、来年、強くなったソフトでまた定跡を作ればいいやと思い、欲しい人のために公開します。(やねうら王のGitHubのトップページにリンクがあります。)

やねうら大定跡もそうですが、長い時間をかけて思考させてあるので咎めるのは容易ではないです。(指しこなせるかどうかは別ですが)


真やねうら定跡公開について” への8件のコメント

  1. 一足先に公開された
    白美神の定跡フォルダにもミスなのか
    授与した真やねうら定跡がそのまま入ってましたよ・・・

    駒得のみの最新ソフトも楽しみにしております。

    • 実は、真やねうら定跡は実は本戦が始まる前にやねうら王のGitHub上で公開しています。電王トーナメントのルール上は、定跡は思考部ではないので受け渡し自体は自由であるはずですが、そのへん何かのルールに抵触すると嫌だったので前もって公開しました。

      駒得のみの評価関数の最新ソフトは…以前のものより強くなるんですかね…変わらないような…(´ω`)

  2. 最新ソフトの比較結果。
    ※評価関数はすべてApery1007を使用、定跡OFF

    白美神、浮かむ瀬、魔女1.21、魔女1.1.02

    ①短時間
    浮かむ瀬>白美神>魔女1.21>魔女1.1.02

    ②長時間
    白美神>浮かむ瀬>魔女1.21>魔女1.1.02

    ③終盤力
    白美神>>浮かむ瀬>魔女1.21>魔女1.1.02

    浮かむ瀬と白美神の関係は昔のSMとやねうら王の関係に似ている。
    浮かむ瀬のほうが魔女1.21より指し手のランダム性やNPS、終盤力がわずかに上。

    グラフで表現するなら、縦軸をレーティング、横軸を時間とすると、
    浮かむ瀬は一気に上がって、時間が長くなるほど鈍化していく。魔女1.21は同じ曲線で下位交換。(同じソフトの新旧かと思ったほど似ている)
    白美神は浮かむ瀬に比べキレイな右肩上がりの曲線になる。

    今のところ、白美神+評価関数Apery1007がベンチマークとしては優秀かな。
    真やねうら王の公開を楽しみに待っておきます。

    • まだ公開されて間もないのに、それがよくわかりましたね。がうるさんの検証能力の高さは驚くべきものがあります。
      > ②長時間
      > 白美神>浮かむ瀬>魔女1.21>魔女1.1.02

      私の予想では、長い時間では

      真やねうら王>白美神>浮かむ瀬>魔女1.21>魔女1.1.02

      なので、公開を楽しみにお待ちください。

      • SMに関してはAperyの新評価関数が出るたびに比較していたので、正直見飽きた感じです。
        浮かむ瀬に関してはSMと誤差レベルで同一だったので、サンプル局面の比較でやりました。本当に微妙な差しかない。
        白美神に関してはSMとやねうら王の関係に似ていたので分かりやすかった面もあります。
        浮かむ瀬は白美神よりも枝狩りが激しい印象です。それによってdepthの初速が早い感じで、短時間ではちょっと有利みたいな状態です。

        ③の終盤力は白美神がすごそうに見えますがApery系が絶望的なだけで、ここに数値比較したPonanzaを入れると、
        Ponanza(100)>白美神(50)>浮かむ瀬(30)>魔女1.21(27)
        と、こんな感じになります。

        電王TのPonanzaの棋譜と読み筋から比較しましたが、終盤力は異次元です。Ponanzaの玉は詰ませることは出来ないんじゃないか?と思うレベルです。
        前に、やねうら王突っ込みすぎと書いてしまいましたが、ああでもしないと勝てなかったと思います。すみませんでした。
        実質、予選でもPonanzaを追い詰めていますし、決勝Tでも勝っていますので真やねうら王の公開を楽しみにしています。

        • > 前に、やねうら王突っ込みすぎと書いてしまいましたが、ああでもしないと勝てなかったと思います。

          私は勝率を最大化するようにパラメーターを調整しているだけなので棋風がどう変わっているかは正直さっぱりわかりません。(笑) しかし、勝率を最大化したときに、それがより良い指し手の選択であることは、将棋の神様が保証してくれます。

  3. がうるさんの比較結果に技巧含めた場合、技巧の終盤力評価はどこのランクに入るか聞きたいです

    • 終盤力評価は大別すると、3つで考えています。
      攻撃側から見ていますが、逆を返せば自玉の安全度の認識力となります。

      ①盤上の駒で必至をかける力
      Ponanza(100)、技巧(90)、浮かむ瀬(90)

      ②盤上の駒+持ち駒少で必至をかける力
      Ponanza(100)、技巧(70)、浮かむ瀬(70)
      ※同じ70だが得意、不得意の局面がある

      ③盤上の駒+持ち駒多で必至をかける力
      Ponanza(100)、技巧(70)、浮かむ瀬(20)

      Ponanzaは異次元で、技巧と浮かむ瀬の間には持ち駒の使い方に明確な上手い下手があります。
      Apery系(魔女とか)は将棋というよりは、持ち駒が無いチェスをむりやり将棋にしている印象です。

      この技巧は公開されている技巧評価で、新技巧ではどうなるか分かりません。

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