昨年の12月ぐらいから家のなかが寒くなってきたのでPCをフル稼働させるに至った。PCさえ動いていれば何でも良かった。ただ(PCの背面からの)温もりだけが欲しかった。
ところが、長時間の連続稼働のせいか6台のうち2台がときどき熱暴走するようになった。ゲロ吐きそうである。どうやらCPU由来の問題のようである。我慢しつつ使えなくはないのだが、Jenkinsから使っているとこのPCで実行しているJobが中途半端なまま終わってしまって余計に手間がかかる。
仕方ないので、このPCから使えるパーツはリサイクルしつつ、この2台のCPUを同性能のXeon Goldにリニューアルすることにした。Deep Learning全盛のこの時代にCPUに投資するの本当に馬鹿らしい。しかし、軽く試算したところAWS/GCPを半年ぐらい利用するならPCを買ったほうが安いようなのだ。AWS/GCPが高すぎなのであるな。仕方あるまい。
金銭的なことを付け加えて言うと私は、コンピュータ将棋関係の開発に時間を費やさなければいまの年収は倍ぐらいは余裕でいけると思う。コンピュータ将棋に関われば関わるほど年収が下がるのだ。何故こんな罰ゲームに参加しているのかが、まったくもってわからない。
やねうら王の開発を早々に切り上げるか、さもなくば「過去現在、そして下手したら今後数年の未来までも含めて史上最強の将棋プログラムになるかもしれない。」ぐらいの決定版を作るかしなければならない。私としてはせっかくここまでやってきたので後者を目指したいところだが、機械学習ガチ勢など優秀な人たちが参戦しているこの状況では、私自身に強みはほとんどなくて、竹槍でB29を迎撃するぐらい無謀であるな…。
最先端のコンピュータ将棋が年々どれだけ棋力を向上させているのかというグラフを見るに、Bonanzaの出現以降、直線的にレーティング(棋力)が伸びているのであるが、私のソフト(やねうら王+自分で学習させた評価関数)は、SDT5のときのelmo(WCSC27)+R170ぐらいのところで進化が止まったままである。改造していないのだから当たり前であるが、丸1年以上棋力が横ばいなのであるな。
まず、最先端のソフトに追いつかなきゃいけないのだが、試しにNNUEの学習を回してみたが、elmoぐらいの強さにしかならない。ゲロ吐きそうである。もういいや。NNUEは使わない。(実験や比較対象としては使う) 自分で新しい評価関数を書く。さっき見てたらやねうら王の探索部のソースコードも気に入らないので、全面的に書き直す。
※ 教師データとしてKPP_KKPT型評価関数で生成した教師局面を使ってNNUEを学習させたのだが、教師データが異質であるため、うまく学習できていないものだと思われる。
WCSC29にはとりあえずエントリーしておくが、この分では完成するかすら怪しい。完成しなかったら直前に参加辞退するのであしからず…。
新年明けましておめでとうございます。
新しいやねうら王、ワクワクテカテカしながら待っています!!
次のやねうら王は、過去現在、そして下手したら今後数年の未来までも含めて史上最強のネタソフトになりかねない..。(´ω`)
やねうら王の開発者だから、年収を倍にできる自信があるのではないでしょうか?と思ってしまいました。
勝手なこと言ってすみません。
とは言え、今後のやねうら王に期待しております。
弊社の主要業務はIT系のコンサル業で、「やねうら王の開発者」というのを表立っては言っていないので、コンピュータ将棋の開発をやめても弊社の業務(売上)には何も響かないですね…。
竹槍(手段)でB29(手段)で戦えないからF35Aを作って(手段)日本の防衛をしたい(目的)。という話をしている認識であってる?
強い将棋ソフトを作るもしくはお金を稼ぐは目標(手段)であって目的ではないと(横からみていると)思うので目標と目的は分けて考えた方がいいと思いますよ?
僕はやねうらおさんは全てわかった上で将棋の最善手を探すもしくは自身のコンピュータソフトウェアの開発能力の周知、もしくは趣味でそれをやっていると思ってましたよ。
お金なんて道具なんだから、いくらあっても何がしたいかがない人に持たせても意味がないと思いますし、あなたのやっていることは対価の話(手段の話)は別として、僕の目にはとてもいいことに思います。
個人的に応援しますしソフトウェアやねうらおう買いますので頑張ってね
> 竹槍(手段)でB29(手段)で戦えないから
竹槍(手段)でB29(目的)と戦えないけど、それしか武器がないという詰んだ状況でございます。(´ω`) 他の上位ソフトの開発者よりアドバンテージがあるとしたら、やねうら王のソースコードをすべて理解している(自分で書いたから)という点と、計算資源が少し多いという点ぐらいです。まあ、コーディング能力はそこそこある & 新しい情報は入ってきますが…あれ。もしかしてめっちゃ有利?
いつもお世話になってます
昨年は大変だったと思います。で今後の案をちょっと考えてみました
今年3月までに棋譜解析(好手・疑問手・悪手の判定は欲張らず他フリーレベル)と
簡単なグラフ機能をのっけて一応完成。でいかがでしょうか
他の評価関数と脊尾詰め搭載可能で隠し機能としマイナビさんの売り文句にはしない。
(フォローが大変なので、何とかチャンネルのコンピューター将棋板読む人レベルが使えればOK)
で当初のコンセプトは守られる
それ以外の皆さんの要望はWCSC29が終わってから再考という案。
4月から5月までは自由wです。この案いかがでしょうか
あまりご無理をせずお体を大切に
ワハハ 考えておきます(`・ω・´)b
うんごめん放銃したね俺
技術の話で気持ちの話じゃないのね。
将棋でいう将棋は居飛車ゲーだけど振り飛車で勝ちたいんや!というお話?
あー恥ずかしい ごめん不愉快だったりしたらコメント取り消させてほしいかな
どんまいです(`・ω・´)b
コードの1年くらい目を通してなかった部分を改めて見たときに、何このドクソコードとか思ってしまう現象に、何か名前とかあるんですか?w
整いました! : 「過去(の自分のコード)との決別」
今年のWCSC29にはAlphaZeroが参戦してめちゃめちゃ注目されると勝手な初夢を見たか見なかったか・・もしそうだったらやねさん、ギャフンと言わせてやって下さいな
AlphaZeroの予算の1/10でもあればワンチャンあるのですが…(´ω`)
計算資源かー
せや!
やねうらおうに計算資源分けてもらうプログラム組み込んで、
みんなー!頼む!頼むから元気を分けてくれ!そらに手をあげてくれ!はやく!
あ!とりあえず恥ずかしながら言うとこ聞きたいから声はもちろん世界中継で(何
クジラちゃんが毎年それをやっているのですが、それぞれのPCの性能差があるのと、信頼性が低いのでずいぶん苦心されているようです。(´ω`)
たぶん強さ的にAWSで当日5万円ぐらい出すのと同じぐらいです。
やねさんが本気で利益を出そうと思えば、
やねうら王周りでむしろ年収を上げることもできたと想像しますが、
とりわけ将棋プログラム関係ではストイックでいらっしゃると思う。やねさんにとって将棋は聖域なんでしょう。
ひいては、 DeepMind 社にゲーム AI の PR 的利益は全部持ってかれちゃった印象があります。
オープンソース、 public domain 系の日本の将棋プログラム開発は、年収と全く別の魅力でプログラマの皆様を魅了し続けてきた印象で、私は敬意と憧憬を持ち続けています。引き続き心より応援しています。
まあ、コンピュータ将棋、開発自体がそこそこ楽しいので(苦しさ9割、楽しさ1割ぐらいの比率で)、引き続き挑戦していきます。(`・ω・´)b
疑似量子コンピュータが2020年にも日立から発売予定
とのことですが これを将棋エンジン開発に転用できれ
ばグーグルの計算資源なんて問題にならない計算能力
が入手できます早めの研究開始を希望します
実現できれば他の分野への転用も可能で億単位の高収
入も夢ではないと思います
量子コンピュータに比べ疑似…の方は比較手リーズナ
ブルな価格だと思われ 設置場所や電源もハードルが
そんなに高くないと予想されます
量子コンピュータではごく限られた問題だけしか解けない予感。
ニューラルネットに転用できれば夢広がりングなんですけど..
素人考えですけどNETでチェックした限りでは
量子コンピュータにより疑似…の方が将棋
エンジン開発に向いているような気がしました
2025年の大阪万博で疑似量子コンピュータが
どのような役割を果たしているか楽しみだ