現在のPonanzaの前身として、C#で書かれたPonanza Quartetというソフトがあり、そのソースコードが公開されていました。(8年ぐらい前?)
かなりシンプルなソースコードのわりに、(当時の)Stockfish風の探索(訂正あり。追記参照)を取り入れ、Bonanzaより強いという、まさにお手本のようなソースコードでした。
このQuartet(四重奏)の意味するところを知らなかったのですが、ついにその意味が明かされました。
@naonza0 MailBoxという技術を使っているけど https://t.co/7dtLX4Lbz1
今となっては主流ではないし、Quartetは時代を先読みしたkppt(だから四重奏)だけど、それもいまとなっては普通の構成なので、特に真似する意味はないと思うよ。— 山本一成@Ponanza電王 (@issei_y) October 26, 2016
kpptの意味でQuartetだったようです。この時代にkpptを採用していたとは何とも先見の明がありますね。Stockfishを将棋に最初に取り入れたソフトもponanzaだったと思いますし、今回多くのソフトが取り入れた大規模学習にしてもそう。いつだってponanzaは時代を先取りしていますね。
2016/11/6 10:30追記
Ponanza QuartetはStockfishではなくFruitを参考に作られていたそうです。知りませんでした…。
Ponanza Quartetはソースコード読めば分かるけどStockfishではなくFruit参考に作られているぞ(´・_・`)
— 平岡 拓也(´・_・`) (@HiraokaTakuya) November 6, 2016
Ponanza QuartetはBonanzaより強くはないです(´・_・`)PonanzaがBonanzaより強くなったのは2011年1月頃で、そこではC++で書き直してStockishの探索を取り入れていたようです(´・_・`)
— 平岡 拓也(´・_・`) (@HiraokaTakuya) November 6, 2016
ホント、ポナの開発止まったら時代が止まるんじゃないかってくらいですね。
やねさんは無から有を採掘するコツってなんかありますか?
Ponanzaも別に無から有を採掘しているのではないと思いますけどね…。