先日、将棋ソフトにおける並列探索のトレンドは、YBWCからLazySMPに移り変わったという話を書いたが、YBWCの何が駄目なのかというのがそもそもわからない人がそこそこいるのだなということに気づいた。今回はこれについて詳しく説明を書く。
将棋ソフトの並列探索は何故難しいのですか?
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Aperyの新しい学習部はいまのところ公開されていないが(電王トーナメント後には公開されるのだと思う)、教師局面を生成するコード自体は公開されているので、どのようにして教師局面を生成しているかはわかる。
コンピューター将棋のようなαβ型の探索において、並列探索の効率があまりよろしくないことが知られている。
将棋ソフトの設定には大抵、「置換表サイズ」(ハッシュメモリ)というのがある。
これは、置換表としてどれだけのメモリを確保するかの設定である。
一つ目は言うまでもなくLazySMP。従来、並列探索は、YBWC(Young Brothers Wait Concept)という方法を採っていた。
いくつかの面白い実験結果を書いておこう。
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雑用に追われて、やねうら王のほう、開発の進捗は芳しくないのですが、こうなったらヤケクソで、電王トーナメントまで日々記事の更新をやっていきたいと思います。
今年の将棋電王トーナメントの出場ソフトが発表になりました。
http://denou.jp/tournament2016/soft.html