第5回将棋AI電竜戦本戦で優勝した氷彗とは何者なのか?

先月末(30日)から、2日間、第5回将棋AI電竜戦本戦が開催された。正式名称は「文部科学大臣杯第5回世界将棋AI電竜戦本戦」と言う。ここでは、「第5回電竜戦」と書くことにする。

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Electron将棋が素晴らしすぎる件について

いまどきの将棋AIでは、GUIと思考エンジンとは分離している。GUI部分は、いままで将棋所、ShogiGUIが二大巨頭であり、これ以外の無償で使えるGUIソフトウェアには使い勝手の良いものがなかった。

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将棋のような先手必勝のゲームで後手番定跡を作るには?

将棋は先手必勝のゲームである。将棋AIの大会上位チームの開発者でそのこと自体を疑っている開発者はたぶんいない。とりあえずは、この記事を読むにあたって、これを事実として飲み込んでいただきたい。それで、このような先手必勝のゲームにおいて、後手はどのような戦略を取ればいいのかというのを書いていく。

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羽生先生の発言は何が開発者の反発を招いたのか?

2つ前の投稿で羽生先生のインタビュー記事の発言を取り上げたらプチ炎上しました。私は特に炎上を狙ってやっているわけではなく、羽生先生の発言が将棋AI界隈に悪い影響が残り兼ねないので書いたのですが、開発関係者からは一定の同意が得られたものの、将棋ファンからは殺害予告やら、こんなツイートやらが届く始末です。

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角換り先手必勝時代に振り飛車が有力視され始めた件について

将棋AIの世界では角換りが先手必勝だと言われ始めた。定跡を使うと弱いソフトでも先手は強いソフトに一発入れられる可能性が出てきた。

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角換りは終わったのかについて1万文字程度で

先月のゴールデンウィークに行われた第33回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC33)で弊やねうら王チームが準優勝したあと(この準優勝は本当に準優勝であって、ビールにおつまみで乾杯するという意味ではない)、角換りという戦型について以下のツイートをした。

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