やねうら王2016 Midでは、Apery(WCSC26)の評価関数バイナリを読み込めるようにした。私のような天才であればこんなもの瞬殺…と言いたいところであるが、実は、魔女の作者のソースコードを参考にさせてもらった。魔女の作者のソースコードがなかったら、私はこんな面倒な作業はやってなかったであろう。
「やねうら王」カテゴリーアーカイブ
やねうら王classic vs Apery(WCSC25)
やねうら王classicの開発目標がApery(WCSC25)であった。
これは評価関数が3駒関係(手番なし)という点で、ほぼ同一だとみなせるからである。
やねうら王classic正式版を公開しました
やねうら王classic、floodgateでR3000を超えたのでやねうら王classicの開発はこれにて終了とします。まだponderとか持ち時間制御とか入れていないですが。(入れるとまだR100ぐらい強くなるはず)
将棋ソフト用の標準定跡ファイルフォーマットの提案
やねうら王、いままでに何度か定跡ファイルを作っているのですが、過去、SQLiteを用いていました。しかし、そんなに登録する局面が多くなるわけでもないですし、メモリが足りないわけでもないので、いまどきは「起動時に定跡ファイルを丸読みしてstd::mapにでも持っておけばいいじゃん」ということに落ち着くように思います。
協力詰めsolverを並列化するとGHI問題に行き当たる件
この話、内容がややこしすぎてうまく文章にまとめる自信がない。間違ったことを書いているかも知れない。
※ 結論だけさらっと書くので、わからない人は読み飛ばしてください。
将棋電王トーナメント2日目実況スレッド
スレッド建てておきます。大会期間中はコメントに返信する余裕がないと思いますが、コメントいただけるのは嬉しいです。
メモリが少なすぎて棋譜からの学習出来ない件
棋譜からの学習用のPC、メモリ増設して32GBにしたら、Windows7 Home Premiumだと16GBまでしか使えないようでした。Windows10にアップグレード(無償)をしたところ、32GBまで使えるようになりました。これって凄い裏ワザじゃないですか?(誰でも知ってるのかな?)
今年の世界コンピュータ将棋選手権にやねうら王は出るのですか?
直前まで出るつもりでいたのですが、新規事業の立ち上げで時間が十分に取れないため、出ないことにしました。
嗚呼。世の中には星の数ほどのオモローがあるというのに、何故私の物理的身体は一つしかないのか…。
CODE VS 4.0 途中経過 その3
やっとつよインフルが治りまして、今日から平常運転です。
CODE VS 4.0のほうは、 あのあとcommitしなおしたら、47点(前回44点)と、3点伸ばしたものの、順位を見ると60位。また、現在、上位9位までが満点。extra modeとは何だったのか…。
Stockfish DD — misc ロギング機構など
今回はmisc.h/cppの解説です。このmisc.cppで実装されているロギング機構はなかなか興味深いhackによって実現されています。
ロギングのためにstd::cin/coutに対する入出力をファイルにリダイレクトしたいことがあるわけですが、既存のコード部分には手を加えずに、これを簡単に実装する方法があるのです。