NNUE評価関数のような非線形な評価関数は何故有効なのですか?その2

前回記事の続きをやっていきましょう。

前回、入力をK(玉のある升 81通り) + P(玉以外の駒の種類・升を表現した通し番号 1548通り)として、1つのニューロンで穴熊に囲えるということを説明しました。

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【ポエム】人間の知性を推定するAIについて

将棋ソフトで、対局後に自分の将棋の棋力を判定して表示してくれるものがある。あれは自分の弱点がわかってなかなか面白いと思うが、プレイヤーの棋力判定というのは、そういう自分が参考になるというだけではなく、オンラインゲームのマッチングにおいても重要である。

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教師データはWCSC28終了まで公開しておきます

前の記事で、期間限定で「depth10で作った110億局面の教師データ」を公開したのだが、WCSC28のルールによると、大会終了(?)まで入手可能ではない教師データはライブラリとして使えないらしい。仕方がないな…この教師データをWCSC28のライブラリ申請するとともに、WCSC28終了まで公開しておくことをここに約束しよう。

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