将棋が大規模定跡によって先手必勝まで到達するのも時間の問題であろう。
ここで言う先手必勝と言うのは、将棋AIの評価値で400ぐらいのことを指していて、詰みまで読み切っているという意味ではないし、また、評価値400ぐらいだと人間同士の対局ではまだ一波乱も二波乱もありうるぐらいの形勢なので、AIの世界で定跡で先手必勝が証明されたところで人間の対局にはさほど影響しないと思う。(と書いておかないとコメント欄で発狂する人がおるんやで…)
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ここで言う先手必勝と言うのは、将棋AIの評価値で400ぐらいのことを指していて、詰みまで読み切っているという意味ではないし、また、評価値400ぐらいだと人間同士の対局ではまだ一波乱も二波乱もありうるぐらいの形勢なので、AIの世界で定跡で先手必勝が証明されたところで人間の対局にはさほど影響しないと思う。(と書いておかないとコメント欄で発狂する人がおるんやで…)
続きを読むWCSC35(第35回世界コンピュータ将棋選手権)の二次予選において、dlshogi VS nshogiが、dlshogi思考時間0秒のまま勝ちきってしまった。言うまでもなく、二次予選において詰みまで思考時間0秒で指して勝利した将棋は、本大会初である。今回は、このことについて詳しく書く。
続きを読む先月末(30日)から、2日間、第5回将棋AI電竜戦本戦が開催された。正式名称は「文部科学大臣杯第5回世界将棋AI電竜戦本戦」と言う。ここでは、「第5回電竜戦」と書くことにする。
続きを読む先週末、第5回世界将棋AI電竜戦TSECが開催された。毎回、このような将棋AIの大会が行われると御自分の作った将棋AIを公開する開発者が一定数おられる。
続きを読むいまどきの将棋AIでは、GUIと思考エンジンとは分離している。GUI部分は、いままで将棋所、ShogiGUIが二大巨頭であり、これ以外の無償で使えるGUIソフトウェアには使い勝手の良いものがなかった。
続きを読む「令和の虎CHANNEL」と言うチャンネル登録者数 115万人ものYouTubeチャンネルに、電竜戦で人間最強賞を受賞した人が出演していた。
続きを読む将棋AIの大きな大会には、WCSC(世界コンピュータ将棋選手権)と電竜戦とがあるが、どちらも普段はハードウェア無制限である。
続きを読む第2回 マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦がBURNING BRIDGESの優勝で幕を閉じた。
続きを読むいまどきSNSで馬鹿でかい主語を使うとすぐに炎上する。「女と言うものは」とか「人類は皆」とか、そういう馬鹿でかい主語で語ることについて誰もが細心の注意を払っている。
ところが、「将棋AIは入玉がヘタクソ」と誰かが言ったところで炎上なんてしない。プロ棋士が「いまの将棋AIはこうなので…」みたいな発言をしたところで、「いやいや、こっちの将棋AIはそうじゃないよ」と誰からも指摘が入らない。
続きを読む第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦(以下、電竜戦HWTと略す)の本戦(決勝トーナメント)が本日から開催される。
電竜戦HWTは、昨年行われた第4回世界将棋AI電竜戦TSEC、第4回世界将棋AI電竜戦本戦の上位チームに参加資格が与えられ、統一ハードで試合が行われる。賞金総額100万円以上であり、本戦はプロ棋士の解説ありで、注目度の高い大会だ。
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