ShogiDroidというAndroid向けの将棋GUIアプリがあるそうです。
ShogiDroid
http://shogidroid.siganus.com/
この作者さんが、やねうら王をShogiDroidで動くようにしてくださったようです。
https://github.com/ai5/YaneuraOu/releases/tag/android_mid
ついにスマホ(ただしハイスペックモデル)でやねうら王が動く時代になったんですね…。このバージョンのやねうら王 + Aperyの最新バイナリ(20160815)で、たぶんR2800~R3000ぐらいだとは思います。
ちなみに昨日、やねうら王のGitHubでno SSE(SSEなし)時のコードにバグがあるという指摘をもらって、「誰がいまどきSSEもないCPU使ってるんだ!?」と思ったのですが、Android用だったんですね…。なるほど。
ちなみに、私はVisual StudioのGitHubのプラグインを使って、やねうら王のGitHubのほうを更新しているのですが、これがまた使いにくくて、上の修正のために開発中のリポジトリ丸ごとアップするしかなかったので、現在のやねうら王のGitHubのバージョンは魔女より若干強い(R20程度)バージョンです。しかも実験内容とかテキストファイルにメモしててそれごとアップしているので実験内容も全部だだ漏れです。とほほほほ…。
それが屋根さんの仕掛けたスイートな罠なわけですね。わかります。(キリッ
たぶん、今回の電王トーナメントではやねうら王ライブラリ使用チームがいくらか入賞する気はしてます。賞金、わけてくれないかなw
スマホの進歩もバカにできない状況にあるとおもいます
もしハイスペック機でガチの開発をしたらどれぐらいのレートが期待できるのでしょうか?
プロ棋士とスマホが真剣勝負となればまた新たな盛り上がりもありそうな気もします
スマホ向けにガチで開発しても20%ぐらいしか高速化は出来ないと思うので、それはR40~50ぐらいの差しか産まないです。いまどきのスマホ、ハイスペックのものなら、いま出回っているMacBook Air程度の性能がありますから、今回の電王トーナメントのPCの1/4程度のnpsは出るようです。これは多めに見積もってもR400程度のダウンで済みますから、スマホ向けのチューニング一切しなくとも、ponanzaならR3400付近(推定)、魔女(やねうら王)+Apery最新評価関数でR3200付近なのではないでしょうか。
やっぱり、最早いい勝負の水準まで来てますね
スマホは電池の持ちというハンデがあるのでそのへんでも新たな試みができるかもしれませんね
ただ戦うとしたら人類代表のプロ棋士の人には気の毒ですが