WCSC28に出場したたぬき(the end of genesis T.N.K.evolution turbo type D)のNNUE評価関数をやねうら王にマージしました。このNNUE評価関数は、ニューラルネットワークを用いたもので、やねうら王のevaluate()のみの差し換えたもので、探索部は従来のやねうら王のままです。
ちなみに、今年発売予定のやねうら王の商用版には、WCSC28に出場したたぬきを一回り強くしたNNUE型評価関数のたぬき(2018年版)が収録される予定です。
いよいよ3駒型の評価関数に終止符を打つ時が来そうですね。
NNUE評価関数について詳しくは、以下の論文をどうぞ。
『高速に差分計算可能なニューラルネットワーク型将棋評価関数』
https://www.apply.computer-shogi.org/wcsc28/appeal/the_end_of_genesis_T.N.K.evolution_turbo_type_D/nnue.pdf
3駒型の評価関数の教師データをNNUE評価関数につかうことはできますか。
またもしなかったらNNUE評価関数にも使えるようにしてくれるコンバーターはありますか。
まだ私はnnueの学習部を使ってないのでわかりません。(´ω`) 現状、ソースコードを見てわかる人だけやってみれば?という感じです。