やねうら王V5.00を公開したばかりですけど、V5.10を公開しました。
20行ほどStockfish12のコードを何も考えずにコピペしただけでR70ほど強くなりました。
ついでに言うと、その直前に大リファクタリングで1000行ぐらい書き換えてバグ潰したりしましたけど、それはまったく強さには貢献しておりませんがね。😥
無論、Stockfishを開発している人たちは優秀で、その20行ほどのコードが試行錯誤の結果に成り立っているものなので、それ自体は大変素晴らしいのですが、それを何も考えずにコピペした人(私のこと)は、仮にそれによって将棋ソフトの強さがどれだけ上がろうとも評価されてはいけないと思うのですよ。絶対、1000行の大リファクタリングのほうが大仕事ですよ。そっちは大いに評価してくれていいのだよ。(ドヤ顔)
・やねうら王 V5.10 (GitHub)
すみません、msys2でnormal指定でビルドしたんですが、どうしてもtornament版しかビルドされないのですが・・・
以前(4.xx系)のMakefileなら正常にビルドできてますか?
5.xx系特有の問題なのかどうかが知りたいです。
ええ、同じPCでバージョン4.89なら出来ていました・・・。今再起動して試してみましたが、やはりだめですね・・・。少しほかの方がどうなのか察しですね。
だとしたらMakefile書き換えた時の影響っぽいですね。あとで調べて修正しておきますね。
ありがとうございます。
私のほうでは、↓これで普通にビルドできました。clean忘れてて前のが残っているだとか?
make clean YANEURAOU_EDITION=YANEURAOU_ENGINE_NNUE
make -j8 normal COMPILER=clang++ YANEURAOU_EDITION=YANEURAOU_ENGINE_NNUE TARGET_CPU=AVX2
返信遅れてすみません。ファイルサイズが格段と縮小されていた(トーナメント版と通常版のサイズが微差しかなかった)のと、gensfenコマンド打って確認していたので(ver4○○ではnormalも使えたのですが…)原因不明ですが、もしかすると通常版でgensfenコマンド使えなくなっていたりしますか?
とりあえずevallearn版は正常でした。
その後の研究により、gensfenはスレッドごとに置換表を分けたほうがノイズの混入がなくて良い教師が作れることが判明したので、スレッドごとに置換表を持つ実装が必要で、それこそがEVAL_LEARN版なのです。(じゃじゃーん)
『やねうら王2』には「やねうら王V5.10」よりも強いバージョンが搭載されるのでしょうか?
そうだとしたら、更にどれくらい強くなる見込みですか?
『やねうら王2』は今年の年末発売予定だったと記憶しているのですが、間に合いそうもありませんね・・・
V5.10からはまだまだ強いやつを搭載できると思います。発売については未定です。