将棋プログラムK1.5の無駄合判定アルゴリズムについて

前回記事で柿木将棋の柿木さんが考案された無駄合判定アルゴリズムとして以下の本を紹介したのですが、この本が絶版になっていて悲鳴のような声を受信したのでフォローしておきます。

コンピュータ将棋―あなたも挑戦してみませんか[サイエンス社 , 1990年

本アルゴリズムは本書籍の第4章で書かれており、この章は柿木さんが執筆を担当しておられます。

本章ではK1.5という柿木さんの作成された将棋プログラムの解説として、無駄合の処理について書かれています。その部分を以下に引用します。

この無駄合判定アルゴリズム自体は、柿木の無駄合判定アルゴリズムとして複数の論文で引用されているのですが、この一次ソースである本書が絶版になっているため、ニュアンスが変わって伝わっていたりして学術的な研究の妨げになっているように思いましたので、上に引用させていただきました。

将棋プログラムK1.5の無駄合判定アルゴリズムについて」への1件のフィードバック

  1. なつかしい……

    詰将棋の話で言えば(前段の話とは関係なくなっちゃうのですが)、p.71のウサギ駒とカメ駒の話も、当時はなるほどなぁ……と思って読んでました。おかげで、今の論文に出てくる「証明駒」と聞くとこっちの駒が思い出されてしまいます(笑)。

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