第2回電竜戦HWT本戦、今日から

第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦(以下、電竜戦HWTと略す)の本戦(決勝トーナメント)が本日から開催される。

電竜戦HWTは、昨年行われた第4回世界将棋AI電竜戦TSEC、第4回世界将棋AI電竜戦本戦の上位チームに参加資格が与えられ、統一ハードで試合が行われる。賞金総額100万円以上であり、本戦はプロ棋士の解説ありで、注目度の高い大会だ。

電竜戦HWTの予選をくぐり抜けた精鋭8チームは以下のようになっている。

おなじみの水匠を筆頭に、せんとくん二号(koronさん。高校生)、やねうら王、ケルンバ(Bondさん)、氷彗(初参加?)、BURNING BRIDGES(Renzoさん。floodgate常連)、Li-VENGE(tanuki-さん)、Grampus(あふろんさん。floodgate常連)と続く。

予選は先手15分+1手5秒加算、後手は30分+1手5秒加算で行われた。やねうら王は調整ミスって、持ち時間を半分ぐらいしか使えていなかった。水匠は中盤に時間をしっかり使う設定をしてきてて、流石だなと思った。

電竜戦HWTの予選は総当りだったのだが、面白かった対局を1局挙げるとしたら、私は☗水匠-☖Daigorillaである。

https://denryu-sen.jp/denryusen/dr4_hardware2/dist/#/dr4hd2+buoy_blackbid900_dr4hd2y1-13-bottom_4_suishodr_daigorilla-1800-5F+suishodr+daigorilla+20240119225106/20

今回の予選、Daigorillaは、設定を間違えたようで(おそらくスレッド設定が1になっている)ここまで全敗。それに対して水匠は先手番で負けなし。誰もが水匠の勝利を確信していたのだが、Daigorillaまさかの勝利。(Daigorillaはこの予選で唯一の勝利かつ、水匠は先手番で唯一の敗北)

試合を分析してみると、水匠は早くで定跡を抜けてしまった。これはDaigorillaが設定を間違えていたため想定以上に弱かったため、水匠の定跡から外れてしまったようである。水匠は中盤で多めに時間を使う設定をしていたのが裏目に出て、その結果、80手目付近で水匠は持ち時間を使い切ってしまっており、必勝の将棋なのに逆転を許してしまったというのが事の真相だ。(想定より)弱い相手に勝つのも簡単ではないなと思った次第である。

さて、電竜戦HWT本戦の開催スケジュールは以下のようになっている。

本日2月4日(21:00~)は予選5位の氷彗とケルンバ、2月9日が予選3位のやねうら王と8位のGrampusとなっている。YouTubeでの解説には千田翔太七段。決勝局には、中村太地⼋段、鈴⽊肇⽒が登場する予定だそうだ。

【2024.02.04 決勝T開幕局】第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦 決勝T開幕局【解説:千田翔太七段】

先手の持ち時間をこのように削っても依然として将棋AIの世界では先手の勝率が高いようである。手番の選択権がある側は全チーム、先手を選択すると思われる。

やねうら王チームとしては、準決勝、準々決勝も裏表の方が実力が発揮できて嬉しいのだが、大会運営のカツ丼さんは、強いソフトは予選で上位に来るだろうし、先手勝率が高いから、強いソフトなら本大会優勝できるやろ、という考えのようである。そういう意味ではやねうら王、予選で持ち時間の調整ミスって3位通過になってしまったのは痛かったな…。

電竜戦公式 第2回マイナビニュース杯 電竜戦ハードウェア統一戦 : https://denryu-sen.jp/hd2/
電竜戦公式 第2回マイナビニュース杯電竜戦統一ハードウェア統一戦 -中継サイト : https://denryu-sen.jp/denryusen/dr4_hardware2/dr1_live.php
電竜戦公式チャンネル(YouTube) : https://youtube.com/c/denryusen

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