uuunuuunさんにお願いして、思考エンジンがどれくらいの探索局面数(やねうら王であれば、この値はNodesLimitオプションで制限できる)で、どれくらいの棋力になるのかを調査していたときに、スレッド数によってこの強さが変わることに気づきました。
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やねうら王にNNUE評価関数をマージしました
WCSC28に出場したたぬき(the end of genesis T.N.K.evolution turbo type D)のNNUE評価関数をやねうら王にマージしました。このNNUE評価関数は、ニューラルネットワークを用いたもので、やねうら王のevaluate()のみの差し換えたもので、探索部は従来のやねうら王のままです。
置換表の128GB制限を取っ払う冴えない方法
何故いままで置換表は2のべき乗サイズでしか確保できなかったのか?
以下では、プログラマー向けに説明を書きます。
その昔、CPUの演算で、掛け算が異様に遅い時代があった。割り算はいまでも足し算なんかに比べるとずいぶん遅いけども、掛け算はいまや足し算の数倍程度の時間しかかからない。
Countermove(応手)とは何ですか?
DeepMind社がやねうら王に注目し始めたようです
DeepMindがAlphaGo Zeroで使われた手法をチェスと将棋に適用して、チェスと将棋の世界でもぶっちぎり強いソフトが出来たそうです。(私は、内容は詳しく読んでいません。)
教師データはWCSC28終了まで公開しておきます
Stockfishがもたらさなかったもの
昨年ぐらいからStockfishの改良点を取り込んでもほとんど強くならないというのが続いている。いまや、Stockfishによって将棋ソフトにもたらされるレーティング向上は年間R30にも満たないように思う。
Apery(SDT5)の評価関数はどれくらい強いのですか?
本大会で最強の評価関数はAperyのものだと私はくどいほど言い続けたが、それを確認しておく。
評価値がオーバーフローするとどうなりますか?
今年の6月ごろ、色んな人から、やねうら王だと教師局面の生成が終わらないことがあるという報告を受けた。