真やねうら王、リリースしたばかりなのに、もうShogiDroid対応してました。おまけに導入のためのわかりやすい記事も出来てました。彼ら、仕事、早すぎ!
真やねうら王、スマホのハイスペック端末で動かした場合、R3200ぐらいなんですかねー。
私もハイスペックなスマホを持ってないので、動かすことすらままなりません。もう少しロースペックなスマホでも動いて欲しいですね。評価関数、KPPのほうは手番なしでもそこまで強さは変わらないので、これ削れば評価関数はおおよそ半分のサイズになるので、そうすればもう少しスペックの低いスマホでも動くかも知れませんね。うーむ…。検討の余地ありですなー。
次はAVX-512ですか?
AVX-512は、使い所が難しそうです…。
真やねうら王と浮かむ瀬の評価は継続中ですが、メインPCなら真やねうら王で化石PCなら浮かむ瀬かな。
やねうら王3.57のときは、SMの猛攻をバランスで受け流して、中盤後期~終盤でカウンターって感じでしたが、
真やねうら王と浮かむ瀬はどっちが先に殴り倒すのかといった、ハードパンチャー同士で実力は互角。お互いヘロヘロのまま終盤になったら浮かむ瀬が弱すぎて、勝率は上といった感じになっています。
ただ、真やねうら王のターゲットPCは一般家庭でのシェア率が狭いので、浮かむ瀬を使う人が多いかもしれませんね。同じような理由や終盤力で技巧もまだまだ人気がありそうです。
商用ではないので、ユーザー層を気にする必要はないとは言え、Ponanzaを倒したソフトの使用者が少なくなるのももったいない気がします。
80億局面とかから特徴を抽出できるので、次は昔の軽いKPPを試してみるのかな?これならスマホとかでもサクサク動きそうですし、探索負担がかかる終盤力も技巧に迫りそうです。
Apery新評価関数では、膨大な局面から抽出した結果から良い場所に駒を配置するといった、大山康晴名人の名人芸連発で意味も分からず負ける絶望感を感じましたが、真やねうら王で指し手は似ているものの所々違う指し手で勝っているのを見ると、将棋の可能性をまだまだ感じれたのが一番の衝撃でした。
ハイエンドスマホのCPUってbig-LITTLEで8コアとか積んでたと思うのですが、フルに使ったらいいとこ行くんでしょうか。
腐っても8スレとして検索幅か深さがPCと同等ということにはならないのかなぁ??
あ。実働4コアでしたっけ?
同じ8コアでも、PC用のCPUとは速度が全然違うので…。
やねさん、2GBのRAMでも動くようにしてください
KPPの手番を削れば動くはずなので(どれだけ弱くなるかはわかりませんが)、考え中です。
個人的な評価は終了しました。
結果を言えば真やねうら王が一番強いです。
同じ評価関数を使ったり、定跡OFFとかで探索部の評価を切り分けたりすると錯覚に陥ります。
浮かむ瀬や魔女相手に勝率だけを見て、ベンチを測ろうとすると失敗します。
浮かむ瀬や魔女は将棋ではなく、チェスです。盤面に駒が出揃って最も力を発揮します。
なので、初手から定跡OFFの人間には理解出来ない、変態無理攻め(細い攻めのほうが持ち駒が少なくなるから)が最も力を発揮します。
そしてそのまま押し切れば勝ちといったスタイルです。
浮かむ瀬や魔女はスレッド8の1秒で、同一評価関数の定跡OFFでは一番強かったんですが、ちゃんとした定跡で相掛りや角換わりといった盤全体を使った戦型で、相手が同レベルの違う評価関数を使うと1局中2手くらい大きな読み抜け(悪手)があることが分かりました。
つまり、盤全体を使ったまともな将棋は真やねうら王が一番強いと言うことです。
uuunuuunさんのサイトでは定跡ONの技巧がベンチマークなので、定跡OFFの浮かむ瀬や魔女のほうが過剰にレーティングが出る可能性が高いです。
> 同じ評価関数を使ったり、定跡OFFとかで探索部の評価を切り分けたりすると錯覚に陥ります。
あー、なるほど…。
以前永瀬六段が電王戦への道でSELENEのことをチェスみたいなソフトと表現されていましたが、同じような意味なんでしょうかね
あれはどちらかと言うと終盤で出現する手筋が、ではないですかね。まあ詰めば何でもOkな世界においては、従来の将棋観をぶち壊すような手筋も出てきますので。