ついにRyzen Threadripper 3990Xが発売になりました。64コア128スレッド。CPU 1個で64コア(内部的には分かれているらしいですが)という化け物CPUです。
いままではAMDのCPUと言えば、AVX2の命令実行やメモリ周りが遅く、コンピュータ将棋には向かない印象でしたが、3990Xのベンチマークを見るともうそんなことはなさそうです。
私の家のDual Xeon E5-2698(2.2GHz×40コア)の2.5倍ぐらいの性能が出てます。3990Xはスレッド数が多いので通常対局ではあまり効果が発揮できないかもですが、教師生成や自己対局には適しているように思います。本来なら、いますぐ10台ぐらい発注したいところなのですが、コンピュータ将棋がGPUを使うタイプのソフトに移行していくとなると無駄になる可能性も高いため、このタイミングで10台も買うのはさすがに躊躇われます。
いずれにせよ、コンピュータ将棋に計算資源が必要で機械学習の教師生成のためにPC本体にお金がかかると言われていたのが、3990Xが1台で賄える可能性が出てきたのは本当に素晴らしいと思います。
自分は予算の関係上、ryzen 3950xを買う事になりそうです、、、
3990x欲しかった!!!
3950Xでも十分戦えるような…。
男のロマンですよ(‘ω’)ノ
毎月のお小遣いで買えるぐらいになってくだされ(`・ω・´)b
毎月45万円のお小遣い欲しいなぁ、、、
藤井聡太七段が研究に使うシーンを想定してみました。
ふつうは「通常対局」同様にメニーコアの利点は研究にも活かしにくいと思いますが、メニーコア前提で、ユーザーが指定した分岐をいくつも同時に思考させるようなUIがあると活かしやすいような気がしました。
ニコ生の電王盤解説でも、何度か手を戻したりした後で、「ここの評価値はどうなっていますか?」とか言って局面を変えた直後の評価値がジャンプしまくる様子をよく見かけます。そのたびに、「ああ、さっき解説の途中で同じ局面だったから、その時は1分くらい思考していただろうになぁ」とか思いながら見ています。(この問題は、局面ごとの評価値と思考時間だけでも保存しておいて、同じ局面なら以前の思考時間を超えるまでは保存値を表示させておく、などでも解決できそうですが)
> メニーコア前提で、ユーザーが指定した分岐をいくつも同時に思考させるようなUIがある
並列棋譜解析なんかもできればいいんですけどね…。実装するのは、わりと大変でございます…。
> この問題は、局面ごとの評価値と思考時間だけでも保存しておいて、同じ局面なら以前の思考時間を超えるまでは保存値を表示させておく
おー、なるほど。
>> コンピュータ将棋がGPUを使うタイプのソフトに移行していくとなると
そうなの?
時代はRTX 2080 TiでAlpha ZEROっぽいのをぶん回す方に変わっていくの?
変わっていくか変わっていかないかは私にはわからないです。(´ω`)
その動向も含めて、ちょうど面白い時期に我々はいるのだなと。
そもそも、GPU自体がなぜか映像出力機能が付いてる拡張ボードみたいな状態で提供され続けるのかどうかが怪しいようなw
IntelのCPUもノースブリッジのチップがやってたようなことを吸い込んじゃったしw
そのうち量子コンピュータ云々も言い出すだろうしw
私もGPUに映像出力機能は要らないと思ってますけど、世間的にはマイノリティなのでしょう。
>3990Xはスレッド数が多いので通常対局ではあまり効果が発揮できないかもですが、教師生成や自己対局には適しているように思います。
地味に初耳な気がして驚きです、並列探索の効率が良くないといってもHT128スレと64スレだと128の方が強そうなイメージですが、そうでもないのですか?
並列探索の効率、スレッド数の平方根ぐらいなので、2倍になっても√2 ≒ 1.4倍程度ですし、それならコア数半分でもクロックが1.5倍のやつのほうがまだ良かったり…みたいな理屈はあるような。
こんにちは
優勝したやねうら王はillqha,orqhaあたりとの対戦成績は如何程のものなのでしょう?
計測してないのでわかりません><