先日、AMD様からやねうら王チームにマシンをお貸しいただけることになりました。
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その打ち歩詰めの定義、間違ってません?
まず、「◯◯角不成」となる1手詰め問題が作れるかについて考えてもらいたい。普通に考えると、(1手詰めで)例えば5二角不成で詰むなら、5二角成でも詰むはずであって、5二角不成でなければならないという状況は考えられない。ところが、それに挑戦する非常に面白い詰将棋問題が出題された。
続きを読むオセロの必勝法が見つかった件
すごいニュースが飛び込んできた。オセロの必勝法が見つかったのだ。正確に言うとオセロが弱解決された。まずはその論文を紹介する。
続きを読む1984年に発売されたパソコンでDeep Learning型の囲碁AI
昨日と今日開催されている第15回UEC杯コンピュータ囲碁大会で面白いことがあったので記事として取り上げる。
続きを読む子プロセスと標準入出力を介してやりとりする件
現代の将棋AIでは、GUI側と思考エンジン側とはUSIプロトコルというプロトコルに基づいてやりとりをするのが普通である。やねうら王ももちろん、このUSIプロトコルに対応している。
続きを読む角換り先手必勝時代に振り飛車が有力視され始めた件について
将棋AIの世界では角換りが先手必勝だと言われ始めた。定跡を使うと弱いソフトでも先手は強いソフトに一発入れられる可能性が出てきた。
続きを読む角換り先手必勝時代の将棋AIの棋力計測について
科学技術の発展は計測技術によって支えられ、計測技術の進歩は新たな科学的発見の基盤となってきた。将棋AIの世界においてもそれは同様で、前のバージョンからわずかでも強くなったのかを正確に計測することができれば、そのわずかな棋力向上を繰り返し、最強の探索部が書けるという理屈がある。
続きを読むゲームAIの置換表におけるreplacement strategyについて
将棋AIの開発者と話していて、置換表の仕組みの詳細を把握している人が少なそうだった。置換表は、将棋AI以外のゲームAIでも使える汎用的な技術である。この技術が誰も口伝しないままロストテクノロジーになってはいけないと思い、私が重い腰を上げ筆を執る次第である。
続きを読む角換りは終わったのかについて1万文字程度で
先月のゴールデンウィークに行われた第33回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC33)で弊やねうら王チームが準優勝したあと(この準優勝は本当に準優勝であって、ビールにおつまみで乾杯するという意味ではない)、角換りという戦型について以下のツイートをした。
続きを読む第33回世界コンピュータ将棋選手権準優勝記
WCSC33(第33回世界コンピュータ将棋選手権)ではやねうら王が準優勝となった。
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