前回の続きです。
縦型Bitboardの唯一の弱点を克服する
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Haswell以降、BMI2やAVX256が使えます。
これらを使うとコンピューター将棋において何が嬉しいのでしょうか?
棋譜からの学習時に結構メモリを必要とするのは深刻な課題です。何故なら、メモリの許す限り大きな評価関数(パラメーターの数がたくさん!)にしたいのですが、棋譜からの学習時には、その評価関数のパラメーターのサイズの10倍〜20倍ぐらいのメモリを必要とするからです。
棋譜からの学習用のPC、メモリ増設して32GBにしたら、Windows7 Home Premiumだと16GBまでしか使えないようでした。Windows10にアップグレード(無償)をしたところ、32GBまで使えるようになりました。これって凄い裏ワザじゃないですか?(誰でも知ってるのかな?)
Bonanza型のKPPでの評価関数を採用しているコンピューター将棋開発者がほとんどかと思いますが、この差分計算についてはあまり正しく理解されていないので、ここに詳しく書いておきます。
標題の件について。
私の友人の奥さんはゴキブリが大層嫌いで、先日、ゴキブリが目の前に飛んできたので慌てふためいて後ろに仰け反り(飛び跳ね?)、打ちどころが悪かったのか腰の骨を折ってしまった。