昨日の記事で書いた羽生さんの件ですが、twitterとコメント欄で出典を教えていただきました。
(コンピュータに将棋の理論を教えるとすれば、どういうことを教えるか聞かれて) 羽生「(中略)この形とこの形を比較したらこっちの方がいいとか。そういう部分的な良し悪しなり、部分的な形なり、(中略)膨大な量を入力していくのがいいと思います。」 『羽生 21世紀の将棋』 保坂和志
— てつづき (@tetsuzuki1115) June 22, 2014
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上の本のくだりは1996年の将棋世界4月号に掲載されたインタビューを引用したものだそうです。私が大学当時に読んだのは将棋世界のほうだと思います。
それにしても羽生先生の言葉は、いま読んでも実に味わい深いですね。慧眼というか、20年ぐらい未来を見てる。羽生先生がプログラミングが出来たなら、ボナメソに代わり、棋譜からの学習の第一人者となっていたかも知れませんね。
メアドダミーで突破できるかのテスト。
現在を生きるなら幅検索。未来を見るなら深さ検索だと思います。