【速報】Qugiyのコードが速攻でやねうら王に取り込まれることになる

今回、WCSC31の決勝に残ったフルスクラッチのソフトにQugiyというソフトがある。評価関数は水匠(NNUE)をそのまま使っているらしいのだけど、探索部丸ごと(NNUEまで含めて)自力で実装したという、その技術力の高さに驚かされると共に、指し手生成がやねうら王よりも速く、飛び利き(飛車・角のような長い利き)もMagic Bitboardを用いずにbit演算で高速に求めているのだそうだ。

ここでその解説をする余力はないので、気になる人はPR文書を見て欲しい。

// WCSC31 Qugiy PR文書 : https://www.apply.computer-shogi.org/wcsc31/appeal/Qugiy/appeal.pdf

あと、Qugiyの作者の森さんから教えていただいたのだが、飛車、角もこの記事の末尾のようなコードで(小さなテーブルと)bit演算だけで求まるようだ。これは凄い…!

たこっと[2016]のようにbyteboard(bitboardではなくbyteboard)を用いないと飛び利きをbit演算で求めるのは不可能だと将棋ソフト開発者の間では思われていたのに、まさかbitbooardでもbit演算で飛び利きを求められるとは!!これには完全に脱帽。今年の将棋ソフトの技術大賞をもらえるレベル。(そんな賞はないが、WCSCには独創賞があるので、それには値すると思う。)

// SDT4 たこっとPR文書 : https://denou.jp/tournament2016/img/PR/takotto.pdf

また、作者の森さんによるとQugiyをGitHubか何かで全体のソースコードを公開しようと思っているのだそうだ。

この利きのコード等を近日中にやねうら王に取り込む予定で、それによってたぶん+R10~20のレーティング向上があるはずである。

[2021/05/05 18:30追記]

QugiyがWCSC31で独創賞を獲得されました。Qugiyの森さん、おめでとうございます。

// この記事で私が推したことが関係しているかも知れませんが、私には何の権限もないので、厳正な審査の結果です。

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