先日、このブログで逆王手が含まれる連続王手の千日手に関する記事を書いたのだが、その時に「双方連続王手の千日手が成立しない」ことはまだ証明がなされていないということについてちらっと触れた。
逆王手が含まれる連続王手の千日手について
https://yaneuraou.yaneu.com/2024/01/29/sennichite-involving-a-reverse-check/
そうすると読者の数学徒っぽい方から、「証明できた」とのツイートを頂戴した。
まだちらっとしか見ていないのだが、これはマジのやつだと思う。
私はある程度条件を絞り込んだあと四色問題の証明のように計算機で力任せに可能性を潰すことを考えていたのだが、上の証明は、そんな手法を用いず、普通に(?)最後まで証明がなされている。すごすぎる。
是非、識者の皆様のレビューを賜りたい。
個人的には今年最大のビッグニュースはこの証明であるな…。
⇓何かあればコメント欄にでも⇓
はじめまして。
なんか氏のPDFの証明、拝見しました。
3節の途中までは正しいと思うのですが、|disc H|が不変量というのは間違ってると思います。
例えば、持ち駒を打って王手をかける場合、|disc H|の値は1増えると思います。
4節の角の増減についても、持ち駒を打つ手を手順に含む場合が考慮されてないように思います。
もし、間違ってたらすみません。
むずかしいことはわたしにはわからないのでXでちょくせつごほんにんさまにおしえてさしあげるとよろこばれるかもです。