ふかうら王 in Ubuntu

やねうら王Wikiを充実させたことで、いままで「ふかうら王が自分の環境では動かん!」と言ってた人もすべて救済されたと思う。

やねうら王Wiki : https://github.com/yaneurao/YaneuraOu/wiki

なにせ、やねうら王Wikiには将棋開発の叡智が詰まっている…らしいのであるから!

では、Ubuntuではふかうら王は動くのだろうか?

一応、Mizarさんが公開されているDockerfileはやねうら王Wikiのなかで紹介してある。もう少し解説とか書いた方がいいかも知れないが、まあ、このDockerfileに書いてあるコマンドを順番に実行すればいいだけなので、それは気が向いたら書くことにする。

Ubuntuでふかうら王 – ふかうら王のビルド手順 – やねうら王Wiki

あとは、Ubuntuで将棋AIの大会に参加する時の設定などもやねうら王Wikiには詳しく書いてある。

Ubuntuでサーバーに接続 – 大会に参加する時の設定 – やねうら王Wiki

いままでこういう情報がまとまっているサイトはなかったと思うし、私も知らなかったことが多く、今回、やねうら王Wikiを書くに際して他の開発者に教えてもらったことも数多くある。他の開発者はいままでこういう情報をどうやって収集していたのだろうか…。(たぶんやねうら王Wikiには、他の開発者も知らなかった情報がたくさんあるはず。)

2022/05/21 11:30 追記

https://twitter.com/yaneuraou/status/1527816333928173568

やねうら王Wikiの手順通りで動くようにしておきます。

2022/05/22 0:00 追記

やねうら王Wikiの手順通りで動作確認ができたようです。(Windows版)

ふかうら王 in Ubuntu」への9件のフィードバック

  1. ubuntuのwikiが充実するとその界隈の武士達が参戦してきそうですね
    残るはiOSとM1チップにネイティヴ対応ですか?!

    • iOSは、そこで動く将棋用のGUIアプリ(ShogiDroidみたいなやつ)がないと…。
      M1は、もうちょっとGPU性能が良ければやる気になるんですけど…。

  2. M1およびIntel MacとRaspberry Piでやねうら王を使わせていただいてます。
    M1はneural engine使う方向にいけるといいんですかね…。

  3. うーむ、いまさらこの存在を知ったのですが、専用メモリが足りないって怒られます。
    構成は
    Gpu 3 quadro k620(出力用)
    Gpu 2 rtx 3060ti
    Gpu 1 rtx 3070ti
    Gpu 0 rtx 3080
    Dual xeon e5 v3
    Ddr4 256
    もしかしてquadroが邪魔?
    Gtx1080ti 2way sliまでは動きました。
    またdocker上では問題なく認識しています。
    どこに問題がありそうですか?

    • すみません、コメント見落としてました。

      私、Ubuntuで動かす時(例えばvast.aiで動かす時)は、makefileに書いてあるように nvcr.io/nvidia/tensorrt:22.12-py3 もってきて、makeで YANEURAOU_EDITION=YANEURAOU_ENGINE_DEEP_TENSOR_RT_UBUNTU としてbuildしてます。これで4090で動作することは確認してます。

      お使いの環境の場合、Gpu 3を使おうとして死んでる可能性がありますね。Gpu 3用のスレッド数を0にしてこれを使わないようにしないといかんのでしょうかね。(それでも初期化で落ちるなら、ふかうら王側が0にしてあるのに初期化してしまっているというバグの可能性があるですか…)

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