世界コンピュータ将棋選手権(以下、WCSCと略)では、参加ソフトがライブラリとして使えるのは、CSA(コンピュータ将棋協会)に登録したライブラリのみで、WCSCはご存知のように5月のGW中に開催されるのですが、このライブラリの申請は1月末までとなっております。
魔女をめぐるCSAライブラリ問題
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世界コンピュータ将棋選手権(以下、WCSCと略)では、参加ソフトがライブラリとして使えるのは、CSA(コンピュータ将棋協会)に登録したライブラリのみで、WCSCはご存知のように5月のGW中に開催されるのですが、このライブラリの申請は1月末までとなっております。
クジラちゃんのクライアント部に使われている「Silent Majority」(以下、「魔女」と記す)というプログラムが強いということでその理由を考えてみました。(魔女のソースコードは全く読んでいません。)
私のほう、このゴールデンウィーク期間中は、部屋の片付けとお絵かきに忙しい。コンピューター将棋どころではない。ざっと、WCSC26(第26回世界コンピュータ将棋選手権)の見どころを書いておく。
言うまでもなくNDF(NineDayFever)は、評価関数の学習においてとても優れたソフトであり、去年、一昨年のWCSC(世界コンピュータ将棋選手権)では大活躍を見せた。今年も選手権の3日目まで残れば、選手権でトータル9日戦った結果となるので、そのソフトの名の通り、9日間、フィーバーしたことになる。
今回は、WCSC26(世界コンピューター将棋選手権)の出場ソフトのうち、やねうら王を使用ライブラリとして採用しているソフトのうち、おそらく最強であろう、読み太のことについて書きます。