Deep Learningで将棋の評価関数の学習を行う。仮に、ResNetと呼ばれる画像識別でよく用いられるアーキテクチャを評価関数に使うとしよう。
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水匠5の単体ファイルの公開と水匠10betaについて
いまどきの将棋AIは、探索エンジンとは別に、評価関数パラメーターの書かれたファイル(評価関数ファイル)、定跡DB(定跡の書かれたファイル)などに分かれている。これは、従来ひとかたまりだったものを、これでは開発の単位として大きすぎると思った私が、やねうら王をコンポーネント指向なデザインにしたからである。
続きを読むシンギュラリティ、もう来てない?
2045年頃にシンギュラリティが起きると言われている。技術の進歩が予想以上に速いことから、これが早まる可能性があると考える研究者も多い。
私はシンギュラリティはもう来てるんじゃないかと思っている。今回はその根拠について少し書く。
続きを読む将棋ソフトを開発して3000万円損した話
「大人の数トレチャンネル」(YouTube)に私が出演した時の後編の動画があまり再生回数が伸びてないので改めて紹介をさせていただく次第である。
続きを読む500万円するH100 SXMで将棋AIを動かしてみた件
vast.aiと言う個人間でGPUを貸し借りできるサイトにて、NVIDIA H100 SXMを$4/h(1時間$4の意味)ほどで借りられるので、実際に借りてふかうら王を動かしてベンチマークを取ってみました。
続きを読むWCSC34、技術的まとめ
去る5月3日~5日に開催された第34回世界コンピュータ将棋選手権(以下WCSC34と略す)について、私の視点で書きたいことをいくつか書いておきたい。
続きを読むWinnyの金子さんのED法について
Winnyの金子勇さんが考案された機械学習アルゴリズムED法を再現して実装した人がいていま話題になっている。
続きを読む電竜戦で人間最強賞を受賞した人が令和の虎チャンネルに出ていた件
「令和の虎CHANNEL」と言うチャンネル登録者数 115万人ものYouTubeチャンネルに、電竜戦で人間最強賞を受賞した人が出演していた。
続きを読むチェスAIはNNUE導入以降、どう変わったのか?
やねうら王の評価関数にNNUE(差分計算可能な3層程度の全結合ニューラルネットワーク)が採用されて数年の時を経たのちに、チェスのAIであるStockfishにNNUEが導入された。
続きを読むチェスAIが探索なしでグランドマスターレベルに到達した件
Google DeepMind社がtransformerを用いたチェスAIで、探索なしにグランドマスターレベルに到達したという論文を発表した。
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