先月末(30日)から、2日間、第5回将棋AI電竜戦本戦が開催された。正式名称は「文部科学大臣杯第5回世界将棋AI電竜戦本戦」と言う。ここでは、「第5回電竜戦」と書くことにする。
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チェスAIはNNUE導入以降、どう変わったのか?
やねうら王の評価関数にNNUE(差分計算可能な3層程度の全結合ニューラルネットワーク)が採用されて数年の時を経たのちに、チェスのAIであるStockfishにNNUEが導入された。
続きを読むチェスAIが探索なしでグランドマスターレベルに到達した件
Google DeepMind社がtransformerを用いたチェスAIで、探索なしにグランドマスターレベルに到達したという論文を発表した。
続きを読むゲームAIの置換表におけるreplacement strategyについて
将棋AIの開発者と話していて、置換表の仕組みの詳細を把握している人が少なそうだった。置換表は、将棋AI以外のゲームAIでも使える汎用的な技術である。この技術が誰も口伝しないままロストテクノロジーになってはいけないと思い、私が重い腰を上げ筆を執る次第である。
続きを読むチェスAIの大会ではどうしてDL系が押され気味なのか?
将棋AIの大会、例えば電竜戦では、DL(Deep Learning)系の将棋AIであるGCT電竜が2連覇を果たしている。
続きを読む最高峰将棋AIによる長時間対局、プロ棋士3名が解説
先日、将棋ソフトの大会である第2回世界将棋AI電竜戦TSECが開催され、やねうら王チームのたややんさんの将棋ソフトである水匠が総合優勝を果たした。
続きを読むどうすれば少ない探索量で深くまで読めるようになりますか?
競プロでも探索を行う問題が出題されることがあります。BFS(幅優先探索)とかDFS(深さ優先探索)とかで簡単に解けちゃう問題から、評価関数をうまく定義して、chokudaiサーチ(Beam Searchの亜種)みたいなので解決しないといけない問題まであります。
続きを読むmブランチ雑感
やねうら王mブランチとは強いのか、弱いのか。そこには、どんな技術が使われているのか。ざっと書き残しておきたい。
続きを読む3 technologies in shogi AI that could be used for chess AI
- This articlehas been translated from this article by DeepL translation. Sorry if it’s hard to read.
The NNUE evaluation function has been ported to Stockfish and has had a noticeable effect.
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